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ブルーライトの悪影響は嘘?調べてみた

投稿日:2017年8月4日 更新日: 52 views

社会人がパソコンを操作するのは当たり前だし、最近は子どももスマートフォンやゲームなどの機器を使用するのが増えたこともあって対策用の眼鏡やフィルターが流通するようになりました。そういった商品を見てブルーライトが悪いというイメージを持っている方が多いと思いますが、そもそもなぜ悪いのかご存知ですか?最近はブルーライトが悪いというのは噓なのではないかという情報も飛び交っています。嘘か本当か、とても気になるのでブルーライトについて詳しく調べました。

ブルーライトって何?

ブルーライトとは人間の目で見ることのできるいちばん短い波長をもつ光です。パソコンやテレビやスマートフォンなどに使用されているので私たちにとって身近な存在です。光の単位は「K」色温度であらわすのですが、日中の自然光は5500Kくらい、一般的なスマートフォンやモニターは6500Kで、世の中では6500K以上が危険と言われています。こう言われてもピンときませんよね、ご自身のパソコンの設定を見ていまどれくらいの色温度や輝度かご確認ください。一部のパソコン画面は9000K以上に設定されているものもあるそうです。

ブルーライトに絞って取り上げられる理由

光を見続けることによる目への影響はブルーライトに限ったことではないのですが、ブルーライトに絞って取り上げられている理由としてLEDライトの普及が挙げられます。LEDライトが開発され普及したことによって照明の寿命が大幅に伸び、今や私たちの生活には欠かせない物となっていますが、これまでの電球とは性質が大きく異なります。それは太陽光や従来の照明と比較するとLEDライトにブルーライトの配分が多いという点、そこに注目が集まっているのです。

問題とされていることを検証

網膜が破壊される

ブルーライトは目の奥にある網膜まで到達するため強い刺激を受けると失明する恐れがあります。よく指摘されるのは黄斑変性症、この病気を患うと視界の中心が見えにくくなったり歪んで見えたり暗く見えたりします。加齢に伴い患うものですが一部の専門家はブルーライトによって将来黄斑変性症のリスクが高くなったり急性網膜障害になったりすることを指摘しています。この黄斑変性症ははじめ片目のみに起こるので気づきにくい、つまり気づいたときには症状がかなり進んでいることになります。ブルーライトに限らず、まずは光を長時間見続けないようにする、また休憩をとったり時間を決めて作業を行ったり色温度を下げたりすることも大事です。

体内時計が狂う

私たちの体内時計はホルモンや自律神経と大きく関わりを持っています。朝に太陽光のもとで活動すべきと言われているのは太陽光が体内時計を正常に働かせるからです。しかし夜間にスマートフォンやパソコンを長時間操作しブルーライトを見すぎるとその体内時計に乱れが生じさまざまな健康被害が出るとされています。それはブルーライトを見続けることで自律神経を刺激するからです。ちなみにテレビを見るのは受動的なのでさほど影響はないようです。体内時計が狂うことで考えられる病気を挙げると睡眠障害・自律神経失調症・うつ・肥満・生活習慣病などです。もちろん太陽光にもブルーライトは含まれており、昼間にブルーライトを見ることは問題はありません。ただし、昼間にブルーライトをいくらでも見ていいからといって長時間パソコンの画面にかじりついては同じ姿勢による血行不良から眼精疲労や肩凝りなどを起こしますよ。

ピントが合わなくなる

ブルーライトの波長が短いのでまぶしさやちらつきから目の筋肉が酷使され眼精疲労を起こすとされています。確かにパソコンやスマートフォンの画面を長時間見ていると目が疲れますね。ただ、白熱灯の下で長時間読書をしても目は疲れるので同じ姿勢で何かをずっと見るのはブルーライトに限らず良くありません。前項で少し触れましたが空が青いのは太陽光のブルーライトが大気で拡散されているから、空を見てはいけないという理由はないのでやはりピントが合わなくなるなどの眼精疲労はブルーライトだけのせいではなく何かを長時間見続けることが原因であると考えられます。

活性酸素が出る

岐阜県のある大学が緑・青・白のLEDライトをマウスに照射しLEDライトが与える細胞への影響を調べました。その結果、波長の長い緑色は影響がなかったものの青と白は活性酸素の量が多かったことがわかりました。活性酸素が増えると身体にどういったことが起こるかというと「体の錆び」です。私たちの身体は酸素を使って代謝しエネルギーを体中に送り込んでいるのですが、その際に一部が活性酸素に変わります。この活性酸素は細胞を傷つけさまざまな病気につながっていきます。普通に生きていても活性酸素を産生してしまうのにブルーライトによって増やしてしまうなんて困りますよね。岐阜県の大学の研究内容はインターネットで検索すればすぐに閲覧することができるのですが、マウスにどれくらい照射したかは明記されていません。確かにブルーライト(白も含む)が細胞に悪影響を与えるということは判明し嘘ではないのは理解できましたが、それがパソコンやスマートフォンから放出されるブルーライトと同じレベルなのかは定かではありません。

つまり

ブルーライトによる目への影響は嘘ではありませんが、ブルーライトを使用した商品が急速に普及したことによって騒いでしまっている部分があります。商品が普及しまだ日が浅いのでブルーライトが原因で病気になったり何か障害を持ったりしたという明らかな報告はないので現段階でグレーゾーンということになります。ただ、重ねて言いますが嘘ではないしパソコンやスマートフォンなどの画面の見すぎは明らかに目に負担を与えています。

ブルーライトの負担を軽減する方法

■各機器の設定を変える

パソコンやスマートフォンなどの液晶は輝度や色温度を自分で調節することができます。初期設定は6500Kぐらいが多いので5000K台、合わせて輝度も適度に落として良いと考えます。またスマートフォンにはブルーライトを軽減させるアプリもあります。

■夜間は使用をひかえる

就寝前の2時間前にはスマートフォンの使用をやめ目に負担をかけない、就寝時間まで照明を落としできるだけ暗めの部屋で過ごすと快眠につながります。

■効果のある栄養を補給する

アントシアニンには眼精疲労を緩和したりピント調整を手伝ったりする効果があるとされています。ブルーベリーは有名ですが、他にもプルーンやグレープやイチゴなどにも多く含まれます。ルテインには活性酵素の活動を抑える効果があるので多く含まれる緑黄色野菜を積極的に摂取することをおすすめします。同じ緑黄色野菜でも人参・かぼちゃ・ブロッコリーなど色の濃い野菜を摂取しましょう。アスタキサンチンにもルテインと同様の作用があるので多く含まれる紅鮭などの魚貝類を積極的に摂ると良いです。料理が苦手だったり手に入れにくかったり食べ残すと感じたりするならば用量用法を守ってサプリメントで補うのも良いでしょう。

ブルーライトの影響はまったくの噓ではないということがわかりましたが、もはやパソコンやスマートフォンなしの生活は考えらません。自宅やオフィスのパソコンやスマートフォンの輝度や色温度を変えたり夜間の使用をひかえたりして目に負担をかけないようできることから取り組むようにしましょう。

 

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