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嘘だらけ!発汗促進デトックス法は効果なし! 

投稿日:2017年6月9日 更新日: 41 views

毎年毎年、いろいろなダイエット法が流行しては消えていきます。例えば、「○○を食べれば劇的に痩せる」「短期間で体脂肪を減らすデトックス法」などなど。このようなダイエット方法はインパクトがあるので、みんなが興味を持ち、一時的に大ブームになります。ですが、やがて嘘だと分かると、批判の声が上がったり、健康被害を出したり徐々に終息し、決して定着することはありません。

何故このように嘘のダイエット法が次々と世の中に出てくるのでしょうか?

その原因は大きく分けて2つ考えられます。

 

まず1つ目は、ダイエットが「医療」では無いことにあります。もし医療であれば、免許を持たず医療類似行為をすれば、必ず医師法や薬事法によって裁かれてしまいます。一方でダイエットは、病気にならない為の予防法である為、かなり悪質でない限り、法によって厳しく制裁されることはありません。コレをいいことに、早く痩せたいと思っている人たちの心理につけ込み、嘘のダイエット方法を世の中に垂れ流しているのです。

そして2つ目に、「メディア」の影響にあります。視聴率が欲しいがために、効果がない嘘のダイエット法を、いかにも効果があるように紹介しているのです。これがお笑いタレントやファッションなんかであれば、流行しても問題はありません。面白くない芸や、自分には似合わないファッションであれば、いずれ人気はなくなりますが、心身に影響をすることはありません。しかし、ダイエットに関しては間違ったやり方をしてしまうと貴重なお金や時間を失うだけでなく、最悪、死に至ることもあります。

今の時代は、テレビや雑誌などのマスメディアよりも、SNSが発展してきており、特に若い人達を中心にTwitterやFacebookなどを通じ、色々な情報が拡散されています。インターネットの検索で「ダイエット 効果」と調べてみれば6000万件以上もヒットします。

その中にはもちろん医師や栄養士などの専門的な情報が提供されている一方、嘘のダイエット商品を売る業者や、個人が根拠もないのに効果的なダイエット方法だと言っていたり情報が錯乱しています。

何回もダイエットに挑戦しているけど、なかなか結果が出ないと言う人のために、2度とダイエットで失敗しない為の正しい情報と方法をご紹介したいと思います。

発汗を促すデトックス法は効果なし!

汗をかいて痩せるデトックス法、コレもまた昔からある危険なダイエットです。

中高年男性にはサウナ好きの方が多くいますし、また女性には岩盤浴が好評です。サウナスーツは未だ根強い人気があり、10年ほど前、元プロボクシング世界チャンピオンの方がプロデュースしたサウナスーツ大ヒットしたのは記憶に新しいことでしょう。

こういった発汗促進デトックス型ダイエットも、本質的には水分制限型ダイエットと同じ。体に必要な水を失うわけですから、健康上、非常に危険なダイエット法です。

サウナや岩盤浴、サウナスーツなどで体を温めると、体温を下げる為に通常以上に発汗量が増え、単純にその分だけ体重は減ります。高温のサウナに長時間入れば、体重が1~2kg減ることもあります。

しかし、汗をかくことと体脂肪の減少には、直接的な関係はありません。汗にも微量のが含まれてはいますが、その重量は汗全体の0.1%以下。3リットルの汗をかいても、失われる油脂は多く見積もってもたったの3gです。

ボクサーがサウナスーツを着て、ストーブを焚いたジム内で激しい練習をすると2~3時間で5kgもの体重が減ることがあります。しかし、どんなに激しく運動をしても2~3時間で消費することが出来る体脂肪は、多く見積もっても0.5kgというところ。ですから、残りの4.5kgは汗で失った水分です。

それでも、「汗をかけば体脂肪が減る」とイメージしてしまうのは何故でしょう?

発汗=脂肪燃焼?

ランニングやスポーツなどの運動をすると、体温を下げる為に「発汗」が促されます。と同時に、脂肪をエネルギー源として消費します。ここで頭の中で論理の飛躍が起こり、直接因果関係のない「発汗」と「脂肪燃焼」を結び付けてしまうのです。

「鳥は二本足で歩く、鳥は飛べる、だから二本足で歩く動物は飛べる」、こういったら誰でも論理が飛躍していることに気づくでしょう。発汗と体脂肪燃焼を結びつけるのも、同じように飛躍した考え方なのです。

それから、近年聞かれる「体温を上げると基礎代謝が上がる、だから痩せる」、この理論も明らかな誤りです。筋肉には熱発生装置としての役割があり、生命維持に必要な体温を生み出しています。このため、筋肉量が多いと体を動かしていなくても普通の人より多くのエネルギーを消費し、体温が上昇します。かといって、逆に外部から体温を上げても基礎代謝量は増えません。

例えばパソコンは、無数の配線を電気が通る過程で熱を発生します。しかし、パソコンをいくら外側から温めたところで電力を消費しないのと同じ理屈です。

体を温めて、発汗させるデトックス法自体が悪いといっているわけではありません。現代の様に、夏でも屋内でクーラーが聞いた環境に居ると汗腺が衰えて汗をかきにくくなり、その結果、暑い環境下で熱中症に掛かりやすくなります。これを防ぐには、クーラーに頼り過ぎないようにしつつ、入浴などで汗をかいて汗腺を機能させることが役立ちます。

また、適切な入浴は間接的にダイエットに役立ちます。ただし、どのような方法であれ、汗をかいたら体は水分を失っているわけですから、それと同量の水とミネラルを補給しなければなりません。それを怠れば体に様々な不具合が生じることになります。

発汗促進ダイエットは危険もいっぱい!

先ほど、発汗促進ダイエットも水制限も本質的には同じといいましたが、発汗させるデトックス法は汗と一緒にナトリウム、カリウムなどのミネラルも失われますし、短時間で急激な体温上昇を起こす為、より危険性は高いといえます。

水分が不足することでもっとも怖いのは、血液が濃くなることです。血液がどろどろになって流れにくくなると、ポンプである心臓に負担が掛かります。さらに、血栓も起きやすくなり、最悪の場合は心筋梗塞や脳梗塞などが起こって、死の危険性があります。

また、水分補給無しにサウナや入浴、運動で大量に汗を出すのは、自ら熱中症を引き起こしているようなもので、頭痛や吐き気、筋痙攣などが起こり、進行すると意識が薄れたり、場合によっては臓器の障害が起こって死に至ることさえあります。

2010年8月、サウナ発祥の地フィンランドで開催された世界サウナ選手権(サウナ内での我慢大会)では、大会常連者が亡くなる事故が起きました。死に至らなくとも、日本国内でもサウナで気分が悪くなったり体調を崩してしまう事故は少なくないのです。

便通促進デトックス法も効果なし!

「便秘を治せば痩せられる!」「宿便を出したら3kg 、5kg痩せる!!」などと謳う、便通促進デトックス法も古くから存在します。比較的最近の例では、腸内洗浄が流行しました。

便や宿便なるものが体重を増やす原因になり、それを解消すれば体重、体脂肪は減るのでしょうか?

便を出しても体脂肪は変わらない!

提唱者や推奨者たちによると、たまった便を出すと3~5kgも体重が落ちるというのですが、コレはかなり大げさな数字です。というのも、成人の一回当たりの大便の量は100~200g程度しかないからです。試しに、排便前と排便後にご自身の体重を比べてみてください。それがダイレクトに体重計で確認出来るほどの変化は、まず見当たらないはずです。

便が人体の大腸にある間は、大腸は便からその水分を吸収していく仕組みになっているので便は少しずつ軽くなっていきますし、便秘だと腹部の内圧が上がって胃腸が圧迫されるので、食欲と食事量が落ちます。このため、3日分の便でも500gに満たない程度、例えば仮に10日間、便通が滞ったと仮定したとしても、それはせいぜい1kg程度の差でしょう。数キロ単位で体重が落ちる、というのがずいぶん大げさだということが分かるはずです。もちろん、便を排出すればその重さ分だけ体重は落ちますが、体脂肪が減ることはありえません。

毎日排便のある人であっても、大腸内に便があるのは普通のことです。食べ物は大腸内を15~20時間程度かけてゆっくり移動し、その間に大腸に水分を吸収され、徐々に便になっていきます。1日3食をとる普通の人であれば、次々と食べ物が大腸に送られてくるわけですから、大腸が空っぽになることがないのです。

便通促進デトックス法は医師の治療が必要!

内視鏡検査や手術の為なら、下剤を飲んで腸内を空っぽにする必要はありますが、それ以外の目的で下剤や浣腸無しで上手く排便されなくなったり、下痢をしやすくなったり、肛門周辺の括約筋が衰えて便が漏れやすくなったりする恐れもあります。

肛門からハーブや薬品などを含む生理的食塩水を入れて、それと一緒に便を無理やり出す腸内洗浄も一種の浣腸であり、やるべきではありません。そもそも、腸内洗浄を含め、浣腸は基本的に医師により行われるべき医療行為です。

国内外には、医師が指導、監督する医療機関以外で腸内洗浄を行う施設がありますが、これは違法であって大変危険なこと。肛門から挿入するチューブや器具が肛門や大腸を傷めつけ、場合によっては死に至る危険性すらあります。実際、日本国内でも2010年にコーヒー浣腸という名の腸内洗浄を行っていた、自称治療師が医師法違反容疑で逮捕されました。

医師によって浣腸が行われるにしても、あくまでも医師が健康上必要と判断した場合のみ。自己判断で行う、日常的な浣腸や下剤の使用による便通促進は、過食症の典型的特徴でもあります。体脂肪が多く、減らしたいという人に対し、便通促進デトックス法をすすめるのは、問題を解決しないどころか、過食症を引き起こしかねないのです。

もちろん、1日1回程度の自然な便通があるのは大切なことです。単純に便が数日たまれば、膨満感、不快感、腹痛が起こりますし、下腹がすこしポッコリします。また、便秘が日常化すると悪玉菌が増えて腸内環境が悪くなり、肌荒れや口臭の原因になりますし、それが長期間続けば大腸がんのリスクを高めることにもなるからです。

日常的に便秘に悩んでいるのであれば、自己判断せずに、医師による診断を受けて適切な治療、指導を受けるべきです。もちろん、繰り返しになりますが、便秘を解消しても体脂肪が減るわけではありません。

このように嘘のダイエットをきちんと見抜いて目を養い、これまで溜め込んでしまった体脂肪を正しいやり方で清算しましょう。

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