ダイエットが好きな人であれば、一度は「10キロ痩せたい!」と思ったことがあるでしょう。また、その他にも「肥満体型だから10キロは体重を落としたい」人もいれば「今度の結婚式は一番キレイな私で迎えたい」人もいるかと思います。
今回は10キロ痩せたい人がダイエットを開始する前にしておきたいことを紹介していきます。
目次
10キロ痩せても健康的に大丈夫かを知る
BMIを計算してみよう
大前提として10キロ痩せても大丈夫な人、そうでもない人が存在します。
「メタボリックシンドローム」と言われるような肥満体型の人は10キロ痩せれば、より美しく健康的になれます。
しかし、既にモデルのような痩せ型体型の人が10キロ痩せたら、不健康になりかねません。10キロ痩せても健康的に大丈夫かを知るために、BMIを計算しましょう。
BMIは体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))で計算することができ、BMI=22が標準体重です。25以上あれば肥満になり、18.5未満であれば痩せすぎになります。
計算式に基づいて今のBMIがいくらかを計算し、ここから10キロ落としたBMIをさらに計算しましょう、10キロ落とした値が18.5未満になるのであれば、目標数値は落とした方が無難です。
今18.5以下のあなたは、一日三食だけではなく、間食も食べるようにして、胃に食物が入っていない時間を作らないようにして、体重増加を狙いましょう。また低体温や味覚異常、それから無月経などといった症状があるなら、拒食症を疑って心療内科に行くことをオススメします。
痩せすぎると…
痩せすぎると慢性的な肩こりになり、冷え性にないます。また、体力が標準体重の人に比べて落ちるため、すぐ疲れてしまいます。顔色も目の下にくまができたり、頬がこけるようになります。
痩せすぎは健康面ではなく美容面でも悪い影響が出て、日常生活に支障を及ぼしますので、痩せすぎには気をつけましょう。
目標を明確に定める
期限をいつにするか決める
10キロ痩せることは決まっていても、期限が1年後なら油断すれば甘いものを食べてしまうでしょう。一方期限が3ヶ月後なら燃えに燃えるかと思います。
このように、期限を定めることでダイエットへのモチベーションを上げることができるため、期限を定めていないのであれば今すぐ定めましょう。
ダイエットする理由をハッキリさせる
一口に「ダイエット」と言っても、「あの洋服を着たい」「モテたい」「モデルのようなスタイルになりたい」など理由はさまざまだと思います。
ダイエットしたい理由をハッキリさせ、その目的を達成した自分をイメージして、成功確率を高めていきましょう。
痩せやすい体になるために
基礎代謝を上げる
基礎代謝とは「何もしなくても消費されているカロリー」のことで、10キロ痩せるなら基礎代謝をあげた方が効率が良くなります。
基礎代謝は有酸素運動と無酸素運動を同期間に行ったり、生活習慣を規則正しいものにしたり、食事に新鮮な野菜や海藻類を取り入れることで上げられます。ぜひ試してみましょう。
健康的な食事をする
油の多いもの、塩分の多いもの、カロリーの多いものには気をつけて、1日3食、栄養バランスの良い食事を心がけることをおすすめします。
炭水化物やお肉は「ダイエットの敵」だと考える人も多いですが、取る時間帯や調理方法、量に気をつけて食べれば、健康的にダイエットできます。
炭水化物がなければ疲れやすくなり、思考能力が低下します。また、お肉に含まれているたんぱく質は髪や爪を作る元なので、なければヘアアレンジが決まらず、ネイルがぼろぼろになりやすくなってしまい、痩せられても不健康になります。
よく噛む癖をつける
現代人は柔らかい食べ物を食べるようになり、また体感的な時間経過も早くなったため、噛む回数が昔の人より減っています。
噛む回数を多くすることによって満腹中枢が「お腹いっぱい」だと感じるようになり、食べる量を減らすことができます。
また、基礎代謝を上げることもできるため、噛む癖はダイエットする上で非常に重要になってきます。10キロ痩せたいのであれば、食事で噛む癖をつけましょう。
毎日入浴する
湯船に浸かると10分で1度体温を上げられ、基礎代謝をアップさせられます。また「静水圧作用」によって、全身に血液を巡らせることができるため、老廃物が流れやすくなります。
特に夏場はシャワーだけで済ませる人も多いですが、夏場でもお風呂に浸かる習慣を身に着けましょう。
まとめ
10キロ痩せることは決して楽ではありませんが、ダイエットを始める前に準備をすると10キロ痩せの難易度も低くなります。女性にとっての10キロは、標準体型程度の人からすればかなりの差ですから、無理せず健康的に美しくなってくださいね。