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野菜不足を補うために飲んでいる場合…
現代人は意識的に野菜を取らないと野菜不足に陥る食生活を送っているため、野菜不足を補うために飲んでいる人も少なくないでしょう。
ただし野菜不足が気になる人というのは
・ダイエットをしている
・栄養不足が気になる
・生活習慣病や健康が気になる
のどれかに当てはまるでしょう。基本的に野菜不足を補うために飲んでいるという人は、いつ飲んでも大丈夫ですが、このうちのどれかに当てはまることが多いので、それぞれの項目を読むことをオススメします。
もしシンプルに「野菜不足が気になって…」という人は、1日のどのタイミングで飲んでも大丈夫です。
栄養補給が目的の場合…
青汁には栄養成分が豊富に含まれており、現代人に不足しがちな栄養を補給できます。ただし栄養補給効果もタイミングを間違えると薄まってしまい、あまり意味がなくなってしまいます。
青汁を栄養補給のためにとる場合、朝起きてすぐがいいでしょう。寝ている間、私たちの感覚では休んでいるように思えますが、体は実は多くのエネルギーを消費しています。
なので栄養分が吸収されやすい状態になっており、このタイミングで青汁を飲むことで、体内に栄養素を行き渡らせることができます。ただしおなかが空いているときに冷たい飲み物を飲むと胃に負担がかかるので、ゆっくり飲むか何かを口に入れてから飲みましょう。
ダイエットが目的の場合…
青汁にはダイエット効果はありません。ダイエットでは脂肪を燃焼させなければなりませんが、青汁を飲むだけでは脂肪は燃焼されません。
ただし青汁には食物繊維がたくさん含まれているので、食欲を抑えてくれる効果や、腸の働きを活発にして排泄サイクルを整え、便秘を解消して体重を減らしてくれたり、見た目をスリムにさせてくれる効果が期待できます。
また青汁に含まれているビタミンCは骨や血管、皮膚などを作る役割を果たしてくれ、カリウムは血圧の上昇を抑え、糖分が脂質に変わるスピードを落としてくれます。
なので青汁を飲むことで、ダイエットしやすくなります。
ダイエットサポートのために青汁を飲むのであれば、食事前に飲みましょう。食べる前の空腹の時に食物繊維が多い青汁を飲むことで、満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防げます。また血糖値の上昇を抑えられるので、痩せやすくなります。
便秘解消が目的の場合…
青汁には食物繊維がたくさん含まれているので、便秘解消効果も期待できます。便秘解消効果を期待する場合、寝る前に飲みましょう。食事では食物繊維を摂取できるので、そのあとは便が出やすいですが、寝る前になると食物繊維も減り、たまっているのに便が出ない状態になりやすいです。
ただし寝る前に飲むと胃が動く音が気になって眠れなくなることもあるので、その場合は時間帯を変えましょう。時間帯を変える場合、食事と食事の間がオススメですよ。
また青汁のなかには食物繊維を多く入れているものもあります。食物繊維をたくさんとりたい場合は、飲み方だけではなく飲む青汁も変えてみましょう。
美容効果が目的の場合…
青汁にはさまざまな栄養素が含まれており、それらが美肌や美白作り、それからキレイな髪づくり、スタイルアップに役立ってくれることもあります。
美容効果を期待して飲む場合、夜の夕食前に飲むのが一番いいでしょう。夜はもっとも体に栄養素が吸収されやすい時間帯で、このタイミングで飲むと寝ている間にお肌や髪の毛の修復が行われるため、より美しくなれるでしょう。
この時間帯に飲めない場合、寝る前もオススメです。ただし寝る前に飲むとおなかが動く音などが気になって眠れない…ということもあるので、その場合は別の時間帯に飲みましょう。
また青汁と一言で言っても、なかにはコラーゲンなどといった美容効果が期待できる成分を混ぜ込んでいるものもあります。青汁でキレイになりたい人は、それらの青汁を飲んでみましょう。
健康維持・生活習慣病予防が目的の場合…
青汁には現代人に不足している栄養素がたくさん入っているので、健康維持や生活習慣病を防止するために飲んでいる人もいるでしょう。
健康維持や生活習慣病予防では、現代人が多く摂取しがちな「糖分」「塩分」「脂肪」の吸収を抑えることを考えましょう。この3つの成分は基本的に食事で取られるものなので、食前に取って急激な吸収を防ぐことで、健康的になれます。
青汁をおいしく飲むなら…
青汁は効果的に飲むのももちろんですが、美味しくのむことも心がけなければ、続きません。なので青汁を美味しく飲む方法を紹介していきます。
牛乳と混ぜる
牛乳に混ぜることで、青汁ならではの青臭さや苦みなどが軽減されます。また栄養面でもカルシウムが大幅に増えるので、子供にもオススメできます。ハチミツなどを入れると甘みも加わって、より美味しく飲めますよ。
フルーツ・野菜ジュースと混ぜる
青汁とフルーツや野菜ジュースは、野菜やフルーツがどっちも多く使われているからか、相性がいいです。青臭さや苦みを甘さが見事に消してくれます。青汁初心者や、ミルク類が嫌いな人は試してみては?
豆乳と混ぜる
牛乳と混ぜたときよりさっぱり飲めます。豆乳にはビタミンB1やE、葉酸や鉄分などさまざまな栄養素が豊富に含まれており、青汁をより健康的にしてくれます。しかもそれでいて牛乳よりカロリーが低いので、気になる人はぜひともチャレンジしてみましょう。
ちなみに青汁と豆乳にゴマやきなこを入れると、美容効果がますます期待できるので、試してみてくださいね。
ヨーグルトと混ぜる
ヨーグルトのほどよい酸味とクリーミーさが、いい感じに青汁の青臭さと苦さを取り除いてくれます。意外にもデザートのような味になるので、ちょっとチャレンジしてみたい人や、牛乳や豆乳あわせに飽きた人にオススメです。
ヨーグルトには乳酸菌が豊富に含まれており、それらは肥満を解消してくれたり、足の冷えなどさまざまな悩みの解消が期待できるので、気になる人はヨーグルトと混ぜ合わせてみては?
お菓子にしちゃう
青汁は上手に調理すれば、お菓子にもできます。ここではいくつかレシピを紹介していきます。
青汁のクッキー
・材料
バター:80g
青汁の粉:40g
卵黄:1個
砂糖:40g
小麦粉:120g
・作り方
1.バターを常温で戻して、ボウルに入れて白くなるまで泡立てます。
2.1のものに砂糖を3回にわけて入れ、混ぜ合わせます。
3.2に卵黄を入れ、混ぜ、混ざったら小麦粉を2回にわけて混ぜます。
4.3に青汁を入れ、混ぜます。
5.4の生地を棒状にし、ラップで包んで冷蔵庫で1時間寝かせます。
6.これを適当な厚さにカットし、170度のオーブンで15分焼きます。
青汁のプリン
・材料
豆乳:300ml
粒あん:20g
きび砂糖:大さじ2
生クリーム:100ml
粉末青汁:5g
粉ゼラチン:5g
・作り方
1.粒あんを詰める
2.ボウルに豆乳と生クリーム、きび砂糖と青汁を入れ、混ぜる。
3.混ぜつつも、ゼラチンを入れる。
4.鍋で温め、人肌程度にする。
5.それを容器に入れ、あら熱を取って冷蔵庫で固める。
青汁は時間帯をわけて効果的に飲もう!
青汁は目的によって時間帯を分けることで、効果的に摂取できます。また青汁がまずく思えたら、牛乳や豆乳、はたまたスイーツなどと混ぜて美味しく飲むこともコツです。さまざまな健康目的にたいして効果が期待できるので、効果的に飲みましょう!