女子から嫌われるムダ毛ランキング!!
半袖短パン姿で出かける機会が増える夏になると、気になりだすのは腕や脛などのむだ毛。するとその次の段階として、「他のムダ毛もついでに綺麗に処理しちゃおうかな」と言う心境になってこないでしょうか。そこで、こんなアンケート結果があるのでご覧頂きたいと思います。
■あなたは男性のムダ毛が気になりますか?(女性)
少し気になる・・・74%
とても気になる・・・17%
気にならない・・・9%
■あなたは自分のムダ毛、気になりますか?(男性)
少し気になる・・・42%
とても気になる・・・31%
気にならない・・・27%
■あなたにとって男性のムダ毛で許せない部分は?(女性)
1位 鼻毛
2位 耳毛
3位 お尻
4位 胸毛
5位 手首・手の甲・指毛
美容外科「東京イセアクリニック」が2014年に行った、男性のムダ毛に関するアンケート調査です。対象は日本人男性150人、女性205人の計355人。
まずは女性205人に聞いた「男性のムダ毛は気になりますか?」と言う質問ですが、実に91%が「気になる」と回答しています。この同じ質問を男性にしたところ、「気になる」の合計は73%。女性は男性以上に男性のムダ毛を気にしていることが分かりました。以前はワイルドな男性が好きな女性が多い傾向にありましたが、最近では草食系男子が増えてきていることもあり、見た目も中性的で清潔感がある男性が求められているのです。この結果から分かるように、男性もきちんとムダ毛の処理をしないと女性から嫌われてしまうかもしれません。
また「女性から見た男性の許せないムダ毛」ランキングでは、胸毛や無精ひげが上位に入りそうな気がしますが、女性からすると3位がお尻、2位が耳毛、1位がなんと鼻毛という結果だったのです。これを意外に思う男性が多いのではないでしょうか。鼻毛や耳毛まできちんと処理をしないといけないなんて昔とは大違いですよね。それに、お尻の毛も処理していないと彼女からと嫌われてしまう可能性もあるので要注意です。
以前から脱毛希望部位として多数派だった髭に加え、下半身の脱毛の希望者も年々増えてきています。今回のランキングで6位、10位に下半身の毛が入っていることからも、男女共にデリケートな部分への意識が高まっていることが伺えます。
女性から好まれる理想の体毛って?
続けて紹介するのは、家電大手の【パナソニック】による、1万人の女性を対象にした「理想の男性体毛調査」です。男性の体毛がどの程度の長さなら女性にとってちょうどいいかを質問したアンケートの結果がとても興味深いのでご紹介したいと思います。
■男性のわき毛の長さはどれくらいがちょうどいいと思いますか?
1位 薄い 90%
2位 濃い 5%
3位 毛がない 5%
■男性の胸毛の長さはどれくらいがちょうどいいと思いますか?
1位 毛がない 68%
2位 薄い 30%
3位 濃い 2%
■男性のすね毛の長さはどれくらいがちょうどいいと思いますか?
1位 薄い 87%
2位 毛がない 9%
3位 濃い 4%
この結果から、女性にとって男性の胸毛は無いほうがいいという結果に。またわき毛とすね毛も薄いほうがいいという結果になりました。男性の胸毛に対する意見としては「ワイシャツから胸毛が見えるのはいや!」(30代女性)という声が多く、胸毛は女性から好まれないことが良く分かります。
わき毛に関しては「全部剃ってるのはイヤだけど、はみ出ない程度に整えてといてして欲しい」(30代女性)との声が。わき毛の量が多い男性はいつ女性に見られているか分からないのできちんと整えておくことをお勧めします。
すね毛に関しては「夏は人目に触れる機会が多いからボーボーだと暑苦しい」(30代女性)との意見が。今回、アンケートをとった結果や女性の意見から、男性のムダ毛は全部無くしてしまうよりは、ちょうどいいくらいに処理されているのであれば特に気にしない女性が多いようです。
では、次に部位ごとのムダ毛処理法を伝授したいと思います。ちょっとした心がけで、あなたのそのムダ毛は「ムダ毛」では無くなります!
部位ごとにポイントを押さえて処理しよう!
■脇=キツイ臭いの原因に!とくに夏はケアを念入りに!
「仕事中はワイシャツ着てるから見えないし、わき毛がボーボーでも別に問題ないでしょう?」
そんな認識をしている男性諸君!要注意です!海外の男性に比べて日本の男性陣はわき毛を気にしない人が多い傾向にありますが、近年わきの臭いで周りを不快にさせる「スメルハラスメント」が問題になっているのです。知らないのうちに自分がその当事者になっているかも知れませんよ?そうならない為にも、これからきちんとわき毛の処理をするよう心がけましょう。
他の部位に比べてわきの下は毛が密集している上に普段は服で隠れているため、熱がこもったり汗が出やすい部分です。何もケアをしなければ、わきの下はどんどん汚れが溜まり、さらに臭いがきつくなってしまいます。そうならない為にも、最近テレビCMでも話題のわきの汗や臭いを抑えるクリームなどを使ってケアをしたり、より効果を上げるためにもわきの下の毛をお手入れしておいたほうがいいでしょう。
しかし、わきの下は、多くの血管が通る場所なので、剃る時はT字カミソリなどで肌を傷つけないよう注意をしながら行って下さい。T字カミソリを使い慣れていない人は、はさみで簡単に整えるだけでもだいぶ違います。
【おすすめのケアグッズ】
▼剃る:ボディグルーマー・脱毛クリーム・T字カミソリ
▼切る:ボディグルーマー・すきカミソリ・すきバサミ
■背=基本はパートナーに。首に近い部分なら理容室に委ねる手も!
かの坂本竜馬も馬のたてがみのような毛を背中に生やしていたといわれていますが、ふと背中を見たときにびっしり毛が生えているとやっぱり気になります。しかも手が届きにくいから厄介です。背中のムダ毛ってどうすればいいのでしょうか?背中の脱毛やシェービングをやってくれるサロンなどもありますが、そうでなければパートナーにT字カミソリなどで剃ってもらうか、脱毛クリームで処理してもらいましょう。といっても、産毛が伸びた程度なら気にしなくてもいいと思います。
襟足は、昔ながらの理容室なら顔そりついでに剃ってもらえることも。試しにオーダーしてみてください。
▼なくす:脱毛クリーム・T字カミソリ
■腕&脛=部位ごとにそれぞれ毛の流れを確認して処理の仕方を変える!
腕と脛はムダ毛を最も意識しやすい部位です。もちろん処理の仕方も様々です。
カット、剃る、脱毛と好みに応じて選べますし、セルフで処理するのも比較的簡単な部位です。肌の露出の多い夏の時期だけ、軽く長さを整える程度でもかまいません。
剃る場合は、毛の流れに注意するとよりスムーズに処理できます。多くの人の腕の毛は内側から外側に向かって流れていると思います。だからカミソリも内から外へ流すように使うのが基本です。脛毛については上から下へ流れている人が多いはずです。まずはその流れに沿ってカミソリを使いましょう。もちろん、事前にはさみなどである程度毛を短くしておくのと、シェービング剤を使いのはマスト。ツルツルにする為の逆剃りはある程度毛を短くしてから行いましょう。
▼なくす:ボディグルーマー・脱毛クリーム・T字カミソリ・ブラジリアンワックス
▼整える:ボディグルーマー・すきカミソリ
■鼻&耳=どんなハンサムも台無しにする毛。最優先でカットせよ!
女性が嫌うムダ毛の代表格となった鼻毛と耳毛。ぴょんと1本飛び出ていたりすると、うっかり親指と人差し指を突っ込んで抜いてしまいがちです。コレ自体も女子ドン引きの行為ですし、何よりは投げによくありません。
鼻毛は抜かずにカットするのが基本。下手にすると雑菌が入って腫れたり、出血するケースも。エチケットバサミでカットするか、電池指揮のエチケットカッターをおすすめします。
耳毛は、40代に入ったら意識し始めたいです。家族やパートナーにチェックしてもらうか、理容室でケアをお願いしましょう。ほとんどのエチケットカッターは耳毛にも使えます。
▼整える:エチケットカッター
髭剃り時にコレはNG!ちゃんと理由があります!
注意1:いくら夏でも冷水を使うのは問題外!体温と同じぬるま湯がベスト!
洗顔せずT字カミソリで髭を剃る人は少ないと思いますが、気をつけたいのが水温です。暑いからと言って洗顔料やシェービング剤を冷水ですすぐと肌にストレスを与えてしまいます。いずれの場合も、体温に近い36度前後のお湯を使うこと。髭は水分を含ませると柔らかくなりスムーズにそれるようになります。剃った後は同温の湯ですすぎ、保湿ケアをしましょう。
注意2:これだけシェービング剤がある時代。あえて石鹸を使う必要なし!
石鹸がシェービング剤代わり、という人も少なくないはずです。石鹸が絶対にダメ、と言うわけではないのですが、一番のデメリットは長時間肌に塗っておくと必要な潤い成分を奪いすぎてしまう事です。肌がぎしぎししてカミソリの滑りが悪くなってしまいます。洗顔料とシェービング剤が一つになったタイプは、肌質に合えば問題ありません。
注意3:面倒くさいからって髭を抜くのは×!毎日剃ることを心がけよう!
剛毛で、一日2回髭を剃らないとすぐ顔が青々とするような人ほど毛抜きで憎き髭を抜きたい願望にとらわれたことはないでしょうか。しかし髭は決して抜くべからず、です。髭を抜くとダメージとなり、肌の中に毛が埋もれて出てこなくなったり、色素が沈着して肌の黒ずみの原因になるなどいいこと無しです。あくまで剃るのを中心に考えましょう。
剃る、抜く、切るなど…抵抗があるなら思い切って脱色を!
ココまでムダ毛、ムダ毛と書いてきましたが、我々のカラダにある毛はその部位を保護するために生えています。わき毛は腕とカラダの付け根の摩擦から皮膚を守る為ですし、腕やすねの毛だって転倒時などに摩擦によるダメージを受けない為のものです。ゆえに、本当の意味での「ムダ毛」は存在しないのです。
そんな理由も含めてこれらの毛の処理に抵抗感がある人は、一体どうすればいいのでしょうか?
脱色クリームを使ったり、サロンに行くなどして、脱色してしまうのもありではないでしょうか。黒々とした毛の色が薄くなるだけでも、周囲に与える印象が変わるはずです。