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リンパのメカニズムと浮腫の密接な関係。こうすれば浮腫(むくみ)は治せる!

投稿日:2017年6月2日 更新日: 106 views

「夕方になると靴がきつい」、「靴下を脱いだら跡がくっきり残っている」、「生理が来るたび身体が重い」…。

みなさんのもっとも身近なリンパ系の病気といえば「浮腫」(むくみ)です。浮腫が起こるメカニズムとしては、リンパの流れが滞り、細胞間に間質液や老廃物が溜まる事で引き起こされます。

例えば、飛行機や車など乗り物に長時間乗り続けると足が浮腫みますよね。それは体のメカニズム上、仕方の無いことなのです。大事になってくるのは、それを「たかが浮腫」と放っておかない事。気づいた時に対処を始めれば、浮腫は自分自身が努力して治すことが出来ます。

もし「リンパ浮腫」(リンパ液が溜まって浮腫んでいる症状)と診断されても、自分でマッサージやストレッチをやって改善することが出来ます。一番重要なのは、いかに早く対処するかです。

今回は、リンパのメカニズムや浮腫みとの関係性、また浮腫の改善方法などをご紹介します。

 

リンパのメカニズムと浮腫の密接な関係

今、ダイエットなどで注目されている「リンパ」。

もしかしたらみなさんもリンパについて詳しく知っているかもしれませんが、まずはリンパのメカニズムについてお話しましょう。

風邪を引いて熱を出した時に、特に耳の下が熱いと感じることがあったり、お医者さんにリンパ筋が浮腫んでいると言われたことはありませんか?

人間の身体の中には、血管と同じように「リンパ管」が全身に張り巡らされています。この体内にあるリンパ管の中をサラサラと流れているのが「リンパ液」なんです。リンパ管には、ウイルスなど病気の原因となる細菌への感染を防ぐ免疫機能や、他にも体内にたまっている老廃物を濾過する機能があり、これらが病原菌と戦っているまさにその状態が、浮腫みという症状として現れてしまうのです。

「浮腫」は、身体の水分が組織内に過剰に染みだして起こっている場合と、体の中を張り巡らされている血管とリンパ管を通る体液が詰まっている場合に発症します。

どちらの管も重力に逆らいながら、「血液」と「リンパ液」を下から上へ運んでいるのですが、浮腫に悩まされている人は、この重力に逆らう力が弱まっている、もしくは妨げられているため、浮腫が起きています。

 

立ち仕事の人は浮腫みに要注意!

みなさんは一日中立っていた時、下半身が浮腫んでパンパンに太くなってしまった経験はありませんか?

人間には魚類や鳥類などに見られる「リンパ心臓」がないため、リンパ液は弱い力でしか上半身に持ち上げることができません。なので、1日中立っている状態だと、重力に逆らって吸い上げ続けていることになります。同じ立ち姿勢を続けているとリンパ液を輸送するメカニズムが低下し、夕方くらいには下半身に間質液が溜まることになります。リンパ液が流れにくくなると、細胞と細胞の隙間に溜まっている老廃物を回収することが出来なくなり、その結果、浮腫むことになります。

このような浮腫は、一過性のものなので、足を高くして横になって休むなどすれば解消されます。

朝起きた時に顔が浮腫むといった悩みの原因も同様です。長時間ベッドに横になった状態を続けることによって、リンパ液の流れが正常に行われなくなり、皮下に余分な水分がとどまり、顔が浮腫むというメカニズムなのです。単なるリンパ液の滞留であれば、体を動かすなどして、リンパの流れが正常に動き始めればやがて解消されます。

 

浮腫が酷くなるとエコノミークラス症候群の危険性も!

飛行機や車など長時間座ったままの状態でいると「エコノミークラス症候群」になりやすいです。海外への長時間フライトは多くの人にとって辛いものです。特に、数人がけの真ん中あたりの席になってしまった場合には、席を立ちづらくなるため座り続けることになります。

エコノミークラス症候群の最大の原因は、リンパ系よりは血管系にあります。エコノミークラス症候群が起こるメカニズムとしては、足の血流の悪い状態が長く続くと、血管に血栓を生じることがあり、目的地に着いて立ち上がり歩き始めた後に、血液循環が急激に回復し、血栓が血流に流され肺に到達し、肺の非常に細い血管を詰まらせ肺塞栓を起こしてしまうのです。

長時間座っているため体や足が常に曲がった状態になっていることや、機内が乾燥していること、機内の気圧が低いことなどが合わさって、静脈やリンパ管のようなポンプのない輸送系メカニズムの効率が低下してしまうので十分に注意しましょう。

リンパ液の流れを滞留させないようにするには、リンパ管の筋肉によるポンプ作用を強化させるといいとされています。特に女性が浮腫みやすいのは、筋肉が弱いために、女性のリンパ管を収縮させる作用が男性に比べて低いからです。

リンパの流れを良くして浮腫をなくすためには、適度な運動を続けるだけでなく、身体を冷やさないよう生活習慣の改善や食生活にも注意する必要があります。

 

浮腫を改善するには食生活を見直そう

浮腫の相談で病院に訪れる患者の約7割の人が運動不足や食生活の偏りによる浮腫です。

加工食品やファーストフードをよく食べる人は、どうしても塩分を取りすぎてしまいます。塩分は浮腫の原因にもなります。昔の時代から長く味噌や醤油を好んできた日本人は、平均的な食生活をしているだけでも塩分の摂りすぎになってしまいます。かといって、無理に食生活を改めて、食事の楽しみを減らす必要はありません。それよりも、ほうれん草、ニンニク、バナナ、パセリのような塩分の作用を低減させる食品も合わせて食べるようにして、バランスの良い食生活になれるよう気を付けて食事をすることが効果的です。

普段の食生活で塩分を摂りすぎている人は、そのままの生活を続けていると高血圧や腎臓疾患など、浮腫以外の疾患にかかる危険性があります。また濃い味付けを好む人は、肥満にもなりやすいので、塩の代わりに、出汁や酢を使うことで少しずつ薄味に慣れるようにしましょう。

 

職業上、身体を動かせない場合は?

職業上、身体を動かすことができない人もいるかと思います。そのときは、仕事に差し支えない範囲で意識して足を動かす、例えば、踵の上げ下げをすることで、少しでもリンパ液がスムーズに流れるよう心がけることも重要です。

逆にしてはいけないのは、椅子に座って足を組むことです。これは、背骨が曲がる原因でもありますし、足を圧迫してリンパの流れが滞ってしまいます。

足が浮腫む場合には、眠る時にクッションなどで足を少し高くすることも効果的です。これはリンパ液が溜まりやすい足下から重力によってリンパ液が静脈に戻りやすくなるためです。座ってする仕事の場合、足元にスペースがあるならば、足乗せを用意して足を投げ出すようにするだけで、血液もリンパ液も流れが改善されて気持ちよく仕事が出来ます。

浮腫と似た症状に腫れがあります。体液は、細胞の隙間を移動することが出来るので、浮腫の場合は10秒くらい押すと凹みますが、腫れの場合は押しても凹まなかったり、凹んでもすぐ元の形に戻ったりします。

また、内臓や循環器の疾患が原因で浮腫を生じている場合もありますので、浮腫が連日続くようであれば、医師に相談するようにしましょう。

 

病気が原因で浮腫が起こることも!

一方、病気が原因で起こる浮腫みは「局所性」と「全身性」に分かれそれぞれが下記のような病気があります。

全身性浮腫が起こる原因としては、心不全、腎不全、肝機能障害などの全身の血液循環に関係する病気や、血液循環を調節する内分泌系の病気が挙げられます。

また、局所性浮腫の場合は、静脈性、リンパ性、炎症性、血管神経、アレルギー性などの病気が挙げられます。

リンパ浮腫が起きる原因は、先天性の場合と、手術などがきっかけになる後天性のケースとの2通りがあります。先天性とされるリンパ浮腫には、リンパ管の形成に生まれつき不十分な点がある場合や、逆にリンパ管の形成がされすぎてしまう場合があります。

後天的な原因には、がんの手術などがあり、続発性リンパ浮腫と呼ばれます。

リンパ浮腫が発生すると、血液やリンパ液の流れが滞留し、リンパ球が供給されないので、免疫力が低下し細菌に感染しやすくなります。組織の活力が低下します。

浮腫が解消しない状態が続くと、間質液に含まれているタンパク質が絡み合った塊になって間質液中に溶けきれなくなり周辺組織を硬化させます。さらに悪化すると、絡み合ったタンパク質が脂肪も巻き込んで線維の塊になり、大きくなるために、腕や足が太くなったり、皮膚が堅くなって、象の皮膚のようになったりする象皮症になったりします。

そのため、日常から長時間同じ姿勢を続けないように注意することが大切です。軽い浮腫の時期に治療を始めるようにして、さらに悪化させないようにしましょう。

 

ふくらはぎと足首で、浮腫の度合いが分かる

1度自分の「すね」を押してみて下さい。凹んだまま元に戻らなかったりしませんか?

そんな人は今すぐ病院に行く必要がありますが、それほど凹まないけれど指の跡がなかなか消えないという人や、そもそも足がカチカチに硬くて押すことが出来なかったという人もかなり深刻です。また、何ともなかったから、浮腫が全くないかというと、そうではありません。自覚症状がない「隠れ浮腫」の人も少なくないのです。

それをチェックするために、一度自分のふくらはぎを軽く揉んでみて下さい。健康で浮腫のない状態のふくらはぎは、ふんわりと柔らかく弾力するのですが、あなたのふくらはぎはどうでしょう?

冷たかったり、長距離を歩いたように硬くなっていたり、内側にゴリゴリとしたものが感じられたり、揉むと痛みを感じたりしていませんか?それは浮腫んでいる証拠です。

次に足首を見て下さい。くるぶしやアキレス腱はちゃんと見えていますか?足首が太いのは遺伝や肥満のせいだからしょうがないと思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。浮腫が原因で起こっている可能性もあります。リンパの流れが悪いと、どんどん老廃物や毒素が溜まってしまい、そのせいで浮腫が起こってしまうのです。

また、浮腫のせいで、関節の動きも悪くなってしまう場合もあるので、自分で足首を回した時に、カクカクとした動きになってしまう人は要注意です。

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