顔に直接眉の色を入れることで、すっぴん美人を目指す眉のアートメイク。そんな眉のアートメイクですが、一体値段はいくらぐらいかかるのでしょうか。また高額になってしまう理由や、メリットとデメリット、実際にした人の体験談も紹介していきます。
目次
アートメイクの眉の値段は○○円!
眉のアートメイクはお店によって値段も違いますが、おおよそ一回で25,000円~65,000円を見ればいいでしょう。一回だけではなく2,3回することが多いので、合計で50,000円~150,000円程度と見積もればいいでしょう。
お店で眉カットをやってもらうと一回2,000円~6,000円程度で済むのに対し、どうしてこんなに高いのでしょうか。
どうしてこんなに高いの?
アイブロウは眉の表面にだけ色を入れ、眉の形を整えます。眉カットは眉毛をカットして眉の形を整えます。最近流行りのティントは表面に貼り付けたり、塗ることで眉の形を整えます。
これら人気の手法は全部あくまでも表面の形だけを整えますが、アートメイクの眉は表面だけではなく「表皮」という皮膚の浅いところにある箇所に針で色を入れます。
なのでメイクではなく立派な医療行為にあたり、その分技術も必要になってきます。しかも施術ではMRI検査をすることもあり、施術中は麻酔を使用してやります。
かなり本格的にできる反面、高いスキルが必要になってくるため、どうしても高額になってしまいます。
アートメイクの眉ってどこがいいの?
毎回眉の形を整えなくて済む
普通のアイブロウの場合、毎回眉の形を整えなければなりません。なのでその分メイクするのに時間がかかってしまい、ほかのことに割く時間が減ってしまいます。
ですがアートメイクで眉を作った場合、眉のセットをしなくて済むので、時間短縮につながります。
すっぴん美人になれる
アートメイクで眉を作ると、すっぴんでも美人になれます。なのですっぴんでも外出しやすくなるほか、家でのデートや、夫と一緒に住んでいる人も、気楽に過ごせるようになります。
カウンセリング込みで1回1時間程度でできる
眉のアートメイクはカウンセリング込みで、1回1時間程度でできます。複数回に分けてすることも多いですが、それでもおおよそ3~4時間程度しかかかりません。
時間がない人でも気軽にできるほか、眉のアートメイクは4時間で5年分のアイメイクの手間を省けるので、時間的にもかなり効率的です。
長持ちする
アートメイクの眉は4~5年程度持ちます。やってもらうと150,000円程度することもありますが、5年間メイクをしないで150,000円で済むなら、化粧品代のことを考えると安いかもしれません。
アートメイクの眉のデメリット
変えづらい
アートメイクの眉は皮膚の表面ではなく、その下に色素を入れているので、眉の形を変えようとしたら、その上からメイクをするか、医療用レーザーをしなければなりません。
医療用レーザーをする場合、手間暇がかかるほか、料金を別途で取られてしまうため、とても面倒です。眉の形で顔の印象は変わるので、する場合は上からメイクがしやすい形にするか、オフィスでもプライベートでも使えるものにしましょう。
また飽きっぽい人や、ファッションはトレンドを追うという人には向いていません。学生などの若い人も4~5年すれば好きな眉の形はだいぶ変わっていると思われるので、向いていません。
値段が高い
アイブロウや眉ティントは1本600円~で2~3カ月持ち、眉カットは1回2,000円~6,000円で1~2カ月のペースで通います。これを5年間続けると、アイブロウや眉ティントは12,000円~で、眉カットは60,000円~360,000円でできます。
眉カットも高級店で1カ月ごとにしてもらうとバカになりませんが、アイブロウや眉ティントに至っては5年間で12,000円~でできます。眉カットも安いお店で2カ月に1度であれば60,000円程度に抑えられます。
一方アートメイクの眉は150,000円程度するほか、一回整えるのを完了するだけでで150,000円なので、割高な印象があります。
失敗やトラブルが多い
アートメイクは難しい施術なので、失敗やトラブルがつきものです。
なかでも多いのが
・施術をした箇所が傷ついてしまい、膿を持つ(化膿する)
・目の角膜が傷つき、透明性がなくなったり、形が変わったりして視覚に障害が出る(角膜障害)
・左右対称になっていない
・デザインが違う
・肌の色素が変わる
といったトラブルです。
これらのトラブルは医療機関ではないサロンで受けたことで発生していますが、医療機関であってもこれらのトラブルが起こるかもしれません。
痛い
アートメイクは皮膚の中に注入するので、痛みが生じます。一応麻酔クリームをしてから行いますが、それでも痛みは生じます。
痛みといってもチクッとした痛みではなく、針山で刺されるかのような痛みなので、激痛に思えるでしょう。眉毛部分だけなので施術はすぐに終わりますが、それでもアイブロウや眉ティントにはない痛みが生じます。
ダウンタイムが必要
「ダウンタイム」とは美容整形で言うところの施術してから完全に回復するまでの時間のことを指します。この期間中はさまざまな症状が出やすくなっているので、日常生活が制限されます。
アートメイクの場合は目の腫れが3日程度続き、眉毛は1週間濃いままです。洗顔は翌日からできますが、目のメイクは最低でも3日程度はできません。なのでアートメイクをしてもらうときは日取りに気をつけましょう。
アートメイクの体験談集
今回はアートメイクをしたことがあるという女性にアートメイクをしてよかったかどうかを聞いてみました。
なあさん(北海道/20代)
アートメイクをしてよかったです。私はめんどくさがりなのですが、毎朝のメイク時間が短くなったので、時間を効率的に使えるようになりました。一回につき数万円しますが、分割支払いができるところも多いので、あまり重く考えなくてもいいかと思います。
あーささん(東京都/30代)
アートメイクを眉にしたときはいいと思いましたが、1,2年経った頃に薄くなってしまったのでお直ししようたら、結構費用がかかって大変でした。あと、日によって眉を変えようとしても、上に塗らないといけないのがめんどうです。
ななみさん(神奈川県/20代)
眉のアートメイクは昔していましたが、今はしていません。自分は流行りに乗っかりたがる人間なのですが、それをうっかり忘れてしまい、アートメイクをした結果、3ヶ月で流行りに合わないと思い外したがることに。ただ、すっぴん美人になれたところはよかったです。
ななこさん(兵庫県/20代)
眉のアートメイクをしましたが、数ヶ月経った頃に痛みが出てきて、結局取りました。取るときもお金がかかるし、トラブルになってしまったのであまりいいとは思いません。あと、アートメイクをしているときに転職で面接を受けましたが、上乗りで眉を黒くしないといけないのも面倒でした。
眉のアートメイクの値段は考えようによって変わる
眉のアートメイクは一回50,000円程度しますが、これを高いと見るか、安いと見るかは考えようによって変わります。5年持つなら安いかもしれませんが、色をキープするために追加で施術することも多く、その場合はお金がかかります。
また転職や飽きなどで途中で外すかもしれません。値段以外にも、失敗したときのリスクが大きいので、慎重にいきましょう。